学科長の声

子どもや子育てをめぐる社会環境や人々の生活が大きく変動している昨今、保育の専門家になるために身につけなければならない知識や技術は激増しています。「保育園・幼稚園の先生」は多くの若い世代にとって憧れの職業ですが、実際にその職につくには、本当にたくさんのことを学び身につけねばなりません。
 保育者養成校に入学する学生の皆さんは、大好きな子どもと関わる仕事を通して自分も子どもも幸せになる将来像を思い描いておられることと思います。ただそこに至るには、誰かから教えてもらうまで何もしようとしない「与えられる学び」ではなく、「自分から能動的に取り組む学び」にもとづく学修が必要になります。保育という創造性あふれる営みは「自ら学び考える保育者」によってはじめてなし得るのです。
 そうした中、宇部フロンティア大学短期大学部保育学科は、さまざまな現代の子育てニーズに対応できる人材を育成するために、保育所・幼稚園の先生になるための学習を柱としながら、今の時代の保育者に求められるより幅の広い知識や技術を学習できるようなカリキュラムを整えてきました。これを私達は「プラスアルファの保育者養成」と呼び教育の特徴としています。
 また、短大から歩ける距離に付属幼稚園があり、「子ども」と、そして子どもを保育する環境にいつでも接することができるようにしています。

 次世代の子どもたちが育つ保育の現場、また子育て支援の現場が、少しでもよいものになっていくことがわたしたちの願いです。
そのために、微力であっても、しっかりと貢献できる人材の育成そしてそのフォローを行っていきたいと思っています。複雑で難しい課題を抱える現代社会にあって、人のよりよい育ち・幸福をサポートできる人間性豊かな人材が増えていくことを願っています。
 新たなる保育者養成のフロンティアの開拓にむけて先生方の意気も盛んです。
それに、保育学科は、教職員一同、それに在学生たちみなが家庭的で前向きな気風を持った明るく活力ある学科です。
こんな恵まれた環境の中で、夢と志を持って、学び、究め、表し、楽しみ、そして社会に貢献できるよう自分を高めていきたいと思う皆さんが仲間になられることを望んでいます。保育者をめざすみなさん、子どものことについて聞きたいことのあるみなさん、また子どもたちと交流してみたいみなさん、ぜひ”宇部フロンティア大学短期大学部保育学科”をおたずねください。