【食物栄養学科】プレ給食実習を行ないました

1年次後期に開講される給食管理学実習では、実際に給食を作りキャンパス内の学生および教職員に提供(販売)します。給食は、対象者に適切な栄養の量とバランスを考えた食事づくりを大量調理で行うもので、給与栄養目標量にそった献立作成、大量調理独自の調理工程や機器の使用、衛生管理に留意した作業、予算(1食350円)など様々な条件があり、本実習はこれらを上手に運営する知識と技術を習得する授業です。

まずは、給食実習室の施設設備、大量調理作業に慣れることを目的にプレ実習(40食)を行いました。

食数はコロナ禍の影響を考慮し例年よりも少なくしています。

それでは、1年生3グループが初めて体験・実施した給食メニューを紹介します。

 

10月28日(水)1班:主菜材料が肉類のメニューです。

主食:ごはん

主菜:ヘルシー酢豚

副菜:中華風大根サラダ

汁物:かき玉スープ

デザート:牛乳かん・フルーツソース

 

主菜の酢豚は、揚げない、炒めない調理方法を用い、油2g(通常は10g以上)のみでヘルシーに仕上げました。

この食事で約170gの野菜が摂取できます。

 

 

 

11月4日(水)2班:主菜材料が卵類・複合のメニューです。

 

主食・主菜:そぼろ丼(鶏そぼろ、卵そぼろ)

副菜:ごま酢和え

汁物:和風かぼちゃスープ

デザート:フルーツのヨーグルトかけ

 

鶏そぼろは、おからを加えることでしっとり感が得られ、食物繊維摂取にもつながります(1食の目標量7gに対し7.7g)。

この食事で約140gの野菜が摂取できます。

 

 

11月11日(水)3班:主菜材料が魚介類のメニューです。

主食:ごはん

主菜:鯖のおろし煮

副菜:ごまマヨネーズ和え

汁物:具だくさんみそ汁

デザート:黒糖大学芋

 

おろし煮の魚は揚げずにスプレーオイルをかけて焼くことで脂質量を減らしました。デザートの大学芋は黒砂糖を使ってみました。

この食事で約160gの野菜が摂取できます。

 

 

 

実習室や食堂の様子