科目名 保育内容研究W(言葉と人間関係)
担当教員 久保 朱美

単位数 必選区分 授業形態 開講時期 関連資格の必選
2 選択 演習 2年次通年 幼稚園教諭二種免許 必修
保育士資格  必修
児童厚生二級指導員資格 必修
授業の目標 ・言葉の機能、子どもの発達と言葉の獲得、子どもの言語生活の実態、言葉の
 発達の条件と環境、言葉に問題のある子どもへの援助の仕方について学ぶ。
・幼稚園教育要領や保育所保育指針に示されている「言葉」「人間関係」の領域
 について学ぶ。
授業の概要 ・言葉の指導に必要とされる基礎知識を広く習得し、加えて現代社会における言
 語教育の課題、そして子どもの言語獲得と「時」の重要性、保育者の使う言葉
 の影響の大きさに理解を深める。
・子どもとのふれあいを通して、言語を中心とした課題研究に取り組む。
・児童文化財の中から日常の保育に取り入れられる素材を選択し、実演すること
 で、基本的な言語技能を身につける。 
授業計画  <前 期> 15回
   ○オリエンテ−ション 1回
   ○保育の基本と領域「言葉」「人間関係」 2〜6回
    ・環境を通しての保育
    ・保育の中で言葉が育つとは
    ・保育内容のとらえ方と領域「言葉」「人間関係」
   ○ことばの特徴と発達   7〜10回
    ・ことばの特性
    ・ことばの機能
    ・ことばの発達
   ○ことばのはじまりのころの保育 11〜15回
    ・人とのかかわりを喜ぶ赤ちゃん
    ・ことばの前のことば
    ・コミュニケーションとしてのことば
    ・絵本から広がる世界
 <後 期> 15回
   ○ことばが育つ環境 1〜4回
    ・ことばを豊かにする環境
    ・ことばが育つための環境
   ○ことばの不思議 5回
   ○ことばを育てる 6〜7回
    ・生活の中で育てることば
    ・自分のことばを育てる
   ○保育の展開と幼児理解 8〜10回
   ○保育者の役割と援助 11〜13回
   ○「ことばの獲得に関する領域」の問題点 14〜15回
受講上の注意
評価方法
積極的な受講態度を望む
定期試験,課題レポート,発表,出席(受講態度を含む)による総合評価
テキスト
参考書
高杉自子+柴崎正行+戸田雅美 編 保育内容「言葉」ミネルヴァ書房
「幼稚園教育要領」文部科学省,「保育所保育指針」厚生労働省
関連科目 保育課程論, 児童文化
キーワード 言葉,発達,環境,コミュニケーション