科目名 | 法学 |
担当教員 | 森 康博 |
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単位数 | 必選区分 | 授業形態 | 開講時期 | 関連資格の必選 | |
2 | 選択 | 講義 | 1年次前期 |
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授業の目標 |
・ゲーム感覚を養う。 ・自己を対象化し、相対的なものの見方ができる。 ・社会規範の必要性を理解する。 ・道徳規範と法規範の区別ができる。 |
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授業の概要 |
法学といえば「かたい」、「つめたい」「理屈っぽい」、「むずかしい」等々、あまり履修したくない科目であろう。でも、一方では、法律を知らないと実生活では損をするのではないかという不安もある。 この授業は上のような法学のイメージを変えることにある。それで、テキストを学習するというより、みんなの疑問や質問に答るためにテキストに触れていくというスタイルで授業を進めて行きます。かなり面食らい、頭が混乱し、抵抗感があるかと思われるが、溶け込む努力をして、授業で現出した<世界>を共有して欲しい。 授業ごとに質問用紙を配布するので、法律に直接、間接関連する疑問を質問して下さい。次の週に授業の流れに極力あわせて答えていきます。 市民としてよりよく生きるための生活感あふれる「ゲーム感覚=遊び感覚=法感覚」を身につける授業にしていくつもりである。 |
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授業計画 |
第1・第2・第3週 法とは何か 動物の生き方(自然法則=必然)と人間の生き方(社会規範=自由) 第4・第5・第6週 国家と法の関係 国家とは、国家とそのルール(憲法)、国家と人権について。 第7週 国家間関係 国際法について 第8・第9週 市民社会と法 市民社会とは、私有財産制度、契約社会について 第10週 家族と法の関係 ;家族社会と個人 第11・第12・第13週 現代(大衆)社会と法 罪刑法定主義;ストーカー規制法、児童虐待防止法、 ドメスティック・バイオレンス法 第14週 まとめ 定期試験問題の仮答案の発表会 |
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受講上の注意 評価方法 |
「法律」に対する先入観(暗記もの、にがて意識)を捨て、「スペイン語」?!を新しくゼロから学ぶような気持で、受講して欲しい。 質問用紙での、また授業での質問や意見発表等を評価する。それらと定期試験の成績とで総合評価をする。定期試験は資料等すべて持込み可で、試験問題も前もって知らせる。問題文に即した論証、構想力を評価する。 | ||||
テキスト 参考書 |
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関連科目 |
日本国憲法 |
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キーワード |
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