科目名 | 文学 英米の児童文学 |
担当教員 | 堀田 雅子 |
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単位数 | 必選区分 | 授業形態 | 開講時期 | 関連資格の必選 | |
2 | 選択 | 講義 | 1年次後期 |
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授業の目標 |
英米の児童文学を学ぶ |
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授業の概要 |
昔話や民話といった口承文学が「児童文学」というジャンルに展開されていった過程を個別の作品に触れながら辿っていく。あわせて児童観の変遷を見る。 |
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授業計画 |
1.はじまりのころの児童文学とは? なぜ子どもたちは本を読むのか? 「クシュラの奇跡」について 「ブックスタート」について 良い作品にそなわっている特質とは? 2.イギリスではどのようにして自覚的に読みものがつくりだされたか。 子どもが飛びついた大人の本とは? 3.創作民話とは? 創作民話の創始者は? ヨーロッパにおける昔話の再話について 幼年童話を中心とする児童文学の基本形式について 4.ビクトリア朝のフェアリー・テールズ オスカー・ワイルドの『わがままな巨人』作品解題 5.ファンタジーとは? 『水の子』 『不思議の国のアリス』 アメリカで最初のファンタジーは? 6.19世紀のリアリズムと児童文学 『トム・ソーヤーの冒険』 『ハックルベリー・フィンの冒険』 『若草物語』 7.20世紀初頭の児童文学 時代の変遷とファンタジーの変化―ネズビット、トーキン、トラヴァース |
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受講上の注意 評価方法 |
受講者は1人、1作品について発表し、自分の考えをまとめ表現する力を養成することを重視する。 出席、授業への参加、レポートで評価する |
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テキスト 参考書 |
自作テキストを使用 『英米児童文学史』(研究社) |
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関連科目 |
全体の流れの中で、重要な作品には個別に触れる。ビデオも利用する。 |
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キーワード |
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