■ while 命令の書き方 |
代表的な繰り返し命令と while命令があります。 while命令の特徴は、繰り返す回数が最初は不明であっても繰り返しを記述できることです。 while命令の書き方は、次のようになります。
while(繰り返し条件式){ 繰り返し実行させる処理 } 繰り返し条件式には、if命令の条件式の記述方法で書きます。それが判定される時点で当てはまれば(真(true)ならば)処理を繰り返します。その条件式が当てはまらなければ繰り返しを止めます。 重要なことは、「繰り返し実行させる処理」の中に、繰り返し条件を変化させる命令が必ずないといけません。それがないと、一旦繰り返しを始めると無限繰り返しとなります。
次のプログラムは、テキスト(81ページ)に掲載されている電卓プログラムを多少変更したプログラムの例です。 このプログラムでは、終了条件が「=でないならば」繰り返し実行するようになっています。=は数値ではなく文字列になります。そのために多少変更が必要です。 |
■ while命令を使ったプログラム例1 |
次のプログラムは、整数値を入力させ、入力された数値の中で最も大きい数値(最大値)を最後に表示するプログラムです。.(ピリオド)を入力するとデータ入力を終了します。 しかも、このプログラムは、数値以外のデータを入力すると『数値を入力して下さい』とエラー表示し、再入力できるようになっています。
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