■ データ入力の方法 |
今まで作成したプログラムは、処理の元になるデータがすべてプログラム内に初めから記述されていました。通常は、プログラムは何らかの方法でデータを外部から受け取りそれを元に処理をして、結果を出力します。「結果の出力」にも多種類あったように、データの入力(データをプログラムへ渡す)方法も多数あります。
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■ キーボードからデータを入力する方法 |
キーボードから入力する方法もいくつかの処理があり得ますが、ここでは以下の2通りを説明します。
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■ 「キーボードから入力」の基本的考え方 |
プログラムがデータをキーボードから入力する場合、基本となることは、入力された直後のデータはすべて文字列扱い であることです。例えば、123 という数値を入力しても、それは、1と2と3という文字として受け取る必要があります。10.5という数値を入力しても、プログラムでは、1と0と.と5という4つの文字が入力されたとして受け取ります。 したがって、入力された値を数値として計算に使用したい場合は、文字型から数値型へ変換する必要があります。
プログラムはコンピュータという機械を動かすための命令が書かれた文書です。一方コンピュータは、入力装置、出力装置など複雑な装置が組合わさった機械であり、それらの装置はひとつひとつ扱い方が異なります。それらを共通の使い方で利用できるように考えられているのが、プログラミング言語の重要な機能です。
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