ループ処理〜while文〜


これってな〜に??
 while文はwhileのすぐあとにループの続行条件を記述します。
 その条件が真である間、「{」と「}」で囲まれたスクリプトを繰り返し処理します。




while文の使い方
 while文(ループ続行条件){
  命令文;
  ………
  }


 while文の処理の流れは以下のようになります。
   @ループ処理が開始される際にカウンタ初期値を設定する。
          ↓
   Aループ処理の先頭で、条件式の評価を行う。     ←ここがfor文と異なる!!
          ↓
   Bループが1回実行されるごとに、カウントアップ方法にしたっがてカウンタ値を変更する。
          ↓
   Cそのカウンタ値がループ条件に当てはまる間(条件が真の間)、ループを繰り返す。
          ↓
   Dループ続行条件が偽になったらループを抜ける。


 for文と違い、while文はループ処理の先頭で条件式の評価を行うことで、最初から条件を満たしていないカウンタ初期値は表示されません。
 そして、ループを抜けたいときは、for文と同じくbreak文を使います。




実際に使ってみよう!
 
 1〜5の値をループで出力します。出力する値は変数$cntに格納されており、同時にこの変数がカウンタの役目を持っています。
 最初に「$cnt=1」で初期値が設定されます。
 while文に続く「$cnt<=5」で、5になるまで繰り返すことを定義します。
 「print $cnt」で、値を表示します。
 「$cnt++」によって、ループが1回実行されるごとに$cntの値が+1されます。
 そして、「$cnt<=5」が真である間、ループが実行されます。
 $cntが5になったら、「カウントが5になったのでループを抜けます!」と出力して、ループ処理を抜けます。






入力例
2-8-3+


<?php


  $cnt = 1;


  while ($cnt <= 5) {
    print $cnt;
    print "<BR>";
    $cnt++;
    if ($cnt == 5) {
       print "カウントが5になったのでループを抜けます!";
       break;
      }
  }


?>








実行すると……!!