ループ処理〜for文〜


これってな〜に??
 まず、ループ処理とは、ある一連のスクリプトを何度か繰り返して実行することです。
 そしてPHPでは、ループ処理の記述方法が3種類あります。
 ここでは、for文という、繰り返しを終了する条件やその判断を1ヶ所にまとめて記述する方法を紹介します。
 このfor文は、主に繰り返しを回数で制御する場合に用います。




for文の使い方
 for文(カウンタ初期値;ループ続行条件;カウントアップ方法){
  命令文;
  ………
  }


 for文の処理の流れは以下のようになります。
   @ループ処理が開始される際にカウンタ初期値を設定する。
          ↓
   Aループが1回実行されるごとに、カウントアップ方法にしたっがてカウンタ値を変更する。
          ↓
   Bそのカウンタ値がループ条件に当てはまる間(条件が真の間)、ループを繰り返す。
          ↓
   Cループ続行条件が偽になったらループを抜ける。


 そして、ループを抜けたいときは、break文を使います。




実際に使ってみよう!
 
 1〜5の値をループで出力します。出力する値は変数$cntに格納されており、同時にこの変数がカウンタの役目を持っています。
 for文に続く「$cnt=1」で最初の出力値が設定されます。
 「$cnt++」によって、ループが1回実行されるごとに$cntの値が+1されます。
 そして、「$cnt<=5」が真である間、ループが実行されます。
 $cntが5になったら、「カウントが5になったのでループを抜けます!」と出力して、ループ処理を抜けます。






入力例
2-8-2


<?php


  for ($cnt = 1 ; $cnt <= 10; $cnt++) {
    print $cnt;
    print "<BR>";
    if ($cnt == 5){
      print "カウントが5になったのでループを抜けます!";
      break;
    }
  }


?>








実行すると……!!